入場時の注意
会場付近に到着したら、開会時間まで入場待機場で並んで待つことになります。並ぶ場所は西側はイーストプロムナードとセンタープロムナード、東側は東駐車場です。
会場周辺では工事を行っているため、通行不能な場所があります。会場付近の交通機関から待機上までの経路をスタッフがアナウンスしますので、その誘導に従ってください。(下図参照)
全ての横断歩道は大変混雑します。横断歩道の信号が青になっても車のみ通行させ、歩行者の横断をお待ちいただくことがありますので、スタッフの指示に従ってください。
■入場待機上での注意
●スタッフの指示に従って並ぶ
●他人の場所取り、割り込みは禁止
●自分の前後左右の人を確認しておきましょう
●列を離れるときは…
トイレや買い物などで、列を離れる時は周りの人に一声かけてからにしましょう。また,戻ってきた時に迷わないよう、離れる前に自分の列の場所を確認しましょう。 ●置き引きに注意する
貴重品は自分で管理すること。
●テントの持ち込み・使用の禁止
テントなどの中にこもることで、スタッフや警備員の指示が伝わりにくくなります。また、設置されたテントが列の移動や、緊急時の避難活動の重大な妨げとなります。
●ゴミを放置しない・花壇を荒らさない(立ち入らない)
毎回、会場周辺から多数の苦情が寄せられています。ゴミは放置せず、必ずゴミ箱に捨ててください。植え込みや花壇、プランターなど、踏み込んだり壊したりしないでください。
●火気の使用厳禁
携帯用コンロの使用や焚き火などは一切禁止です。また、一般待機列内では喫煙、歩きタバコも厳禁です。タバコをすう場合は、携帯灰皿を持参し、一般待機列からは離れて周りの人に迷惑にならないところで、すってください。
●仮設トイレの利用について
仮設トイレは、空いているのに使用されていない場合があります。トイレから離れる時は空き状況が分かるようにドアを開けておいてください。次の人がいる場合は一声かけてからトイレを離れるようにしてください。また、具合の悪い人がいた場合は、譲ってあげてください。
●会場周辺での待ち合わせについて
会場周辺で待ち合わせをしていて、相手と出会えなくて困っている人が多くいます。会場周辺で待ち合わせをする場合は、事前に待ち合わせ場所と時間をしっかり決めてから当日を迎えてください。曖昧なまま待ち合わせをして、相手に出会えないという人が多くいます。当日の会場周辺は携帯電話がつながらない場合が多くなります。また、サークル入口周辺や駅周辺での待ち合わせはやめてください。
●8:30以降、列から離れない
8:30頃から入場準備のために一般待機列の移動を始めます。トイレや買い物は事前にすませておいてください。
●列移動開始後の注意について
自分の並んでいる列の移動が始まった後は、列が一旦止まっても列から離れないでください。止まった列がまたすぐ動くことがあります。
●子供連れの場合の注意について
子供連れで来場する場合には、家を出るときから子供に迷子札を「必ず」つけてください。迷子札には、「本人氏名、保護者氏名、住所、緊急連絡先(携帯電話など)」を記載してください。
●暑さ対策について
会場周辺は、舗装された路面の照り返しが厳しく、風も強いので大変過酷な状況になります。暑さで体力を奪われないよう、水分を十分にとり、長袖を着るなど肌を直接日光にさらさないようにしましょう。
●雨について
近年、雨になることが多いようです。もし、雨が降ったら傘は周りの人の迷惑になりますので、できるだけ使わず合羽を利用しましょう。
徹夜の禁止について
自由に「表現」したいという欲求。誰にでもあるそんな欲求が、今から30年もの前にコミケットを誕生させたのかもしれません。しかし、年月を重ねるにつれて次第に複雑になってきてしまいました。「どんな表現をも受け入れる」としたことから「拡大する」ことになったコミケットは、そのために失ったことも少なくないのかもしれません。そして、「拡大する」ことを選択したコミケットには、様々な制約が課せられるようになってしまいました。そういった中で準備会は、いかに現実の社会と折り合いをつけてコミケットを開催し続け、この「表現」のための場所を維持するかということを考えてきました。さて、コミケットを無くさないために、みなさんと考えたいことが有ります。「徹夜問題」です。
まず「なぜ徹夜・深夜来場をしてはいけないのか」と言うことをハッキリさせたいと思います。
ここで、今までのコミケットで発生している問題点を列記しましょう。
●深夜に会場付近を徘徊している人がいることによる治安上の問題。特に、徹夜組の一部の心ない人により泥棒や恐喝などの犯罪が行われてしまったこともあり、警察より毎回厳重な注意を受けている。
●会場付近の建物や敷地に侵入しての夜明かし、芝生を踏み荒らすなどの破壊行為、ゴミの散乱など、各所からクレームが多数入っている。
●徹夜組の中には、現在かなりの数の未成年者がおり、そのことは警察による補導の対象に十分になりうる。都の青少年条例改定によって未成年の夜間外出は禁止されています。
●何よりも、何千人もの規模の徹夜が行われてしまうのはコミケット以外の他のイベントでは存在しない。(数のあまりの多さにこの行為が当局にとって重大な脅威となる)
これらの問題点は、最終的には「会場を借りることが困難になる」と言う結論に結びつくわけです。当然、会場が借りられなければ、コミケットは開催できず、「表現のための場所」は失われてしまうことになります。おわかりでしょうか?
また、この「徹夜問題」の対策のために、かなりの経費がかかっていることも認識してください。コミケットを安全に開くためには仕方がないとは言え、行われてしまっている「徹夜・深夜来場」に対して、決して小さくは無い負担を他の参加者に強いていることに気付いてほしいのです。
サークル・一般・スタッフ…そんな区別をこえて、皆で考えていきたいと思います。「自由に表現を享受できる場所」を得た、我々全員に課せられた「責任」というものを。そして、この「場所」を守っていきたいのです。我々参加者全員のために。そして、これから先の未来に、新しく我々の仲間となるであろう、まだ見ぬ人々のために。
コミケットのルール
■禁止事項
コミックマーケットでは、以下の行為を禁止します。違反した場合は退場してもらう場合があります。
@法律・条例に違反する行為
Aコミケットの運営を妨害する行為
B他の参加者に迷惑のかかる行為
本人の許可を得ない撮影、ラジカセなどで騒音をまき散らす行為などです。
C指定場所以外での喫煙を含む火気の使用
喫煙は、会場内に設けられた喫煙所、喫煙コーナーでお願いします。
D更衣室以外での着替え
更衣室は誰でも利用できますが、コスチュームプレイをするには登録(有料)が必要です。
E会場の内外を問わず全ての集会
コスチュームプレイなどの集合は『P11:コスプレのルール』で指定された場所以外では禁止です。
F会場設備の不正使用
通路の占拠や、荷物をチェーンなどで固定したり、コンセントから盗電するなどの行為です。
Gビラやチラシの配布
サークルスペースに配布するには事前に登録が必要です。サークル参加者が自分のスペースで配布することは可能です。
H自動車、自転車、バイクでの来場
必ず当日の朝、公共の交通機関もしくは徒歩で来場してください。
I早朝4:30以前の来場
Jその他、コミックマーケット準備会スタッフ、警備員、消防署、警察署の指示に従わない行為
■持ち込み禁止物
コミックマーケットでは、以下の物品の持ち込みを禁止します。違反した場合、該当する物品などは没収し、以後返却には一切応じません。
@大きさや材質に関わらず、武具、武器、銃器、弓矢、刀剣など、またはそれを模造した物
A伸縮性を問わず、30cm以上の長物
テニスラケット・バットなど。無線機やカメラなどはアンテナ・望遠レンズなども含んだ全長で判断します。
B周囲に危害を加える可能性のある装身具
一部の例として、チェーンや手錠、スパイク、ブーツの拍車などです。
Cボール類の全て、円盤、矢など
材質を問わず、「投げる」「飛ぶ」「転がる」可能性のあるもの全てです。
D可燃性危険物
火器、燃料、花火、多量のマッチやライターなども含みます。これらは公共の交通機関に持ち込むことも禁止されています。
E乗り物
自転車、キックスケーター、ローラースケート、インラインスケート、スケートボードなどです。また最近、ローラー付きの運動靴をはいてこられる方もいますが、これも禁止です。
F酒類、動物(介助犬などを除く)、バッテリー,発電機,多量の電池など
バッテリーに関しては、自動車に使われるようなバッテリーや小型発電機などが持ち込み禁止の対象となります。ノートパソコンなどのバッテリーに関しては、2〜3個であれば問題ありません。
Gその他、スタッフの判断で、危険があると思われる物囲み記事 その他の注意事項@絶対に走らない、人を押さない。
お目当ての同人誌を早く手に入れたい気持ちは分かりますが、前の人を押しても何の意味もありません。走る行為はあなた自身と、周りにいる大勢の参加者、そしてコミケットの開催そのものを危険にさらす行為であることを良く考えてください。
Aタクシーで来場しないでください。
大勢の参加者がタクシーで来場するため、会場周辺道路で交通渋滞が発生し、臨時増発バスの運行や会場内への搬入作業などの妨げになっています。やむを得ず利用する場合、必ずスタッフや警備員の指示に従い、指定されたタクシー降車場で降車してください。
B直接救急車を呼ばないでください。
参加者が救急車を呼んだ場合、同時に大勢が呼ぶことによる混乱が予想されます。また、コミケットでは、東地区および西地区にて東京消防庁の救急隊が常駐していますので、スタッフが会場内の救急隊へ連絡をとるほうが迅速な対応が取れます。まずは近くのスタッフまでお知らせください。
C座り込まないでください。
座り込みは災害発生時に避難経路をふさぐことになります。
Dトイレの洗面所など、会場設備を長時間占有しないでください。
Eゴミのポイ捨てをしないでください。
ゴミは必ずゴミ箱へ捨ててください。
F他人の創作物などを粗末にあつかったり、けなさないでください
製作者にとって自分の作品は大事なものです。些細な言動でも、他人に不快感を与えていないかよく考えてください。
Gタクシーを呼ばないでください。
閉会後の車寄せなどは混雑しているため、呼ばれたタクシーは誰が呼んだか分かりません。混乱を招きますのでやめてください。
Hトイレや公衆電話などでは、フォーク並びをしてください。
一列に並び、先頭の人から利用する並び方です。トイレから出たら次の人に声をかけてください。
I無理して来場しないでください。体調が悪くなったら帰りましょう。
体調が悪いままコミケットに参加しても、結局は会場で倒れ、他の参加者へ迷惑をかけることになります。無理せずすぐ帰るようにしてください。防災上の注意 コミケットは、大勢の参加者が来場するため、災害によって大きな被害が出る危険をはらんでいます。災害を未然に防ぐのはもちろん、災害が発生した場合を想像して、定期的に自分の周囲を見回すことも大事です。
■災害発生時には
火災などの災害が発生した場合は、パニックに陥らないように注意し、スタッフの誘導指示に従ってください。その際は、大きな荷物は置いたままにし、身につけられる物、貴重品だけを持ってすみやかに行動してください。身の回りの品、金銭などは常に身につけるか持ちやすいようにまとめておくようにしてください。コミケットの場合、まず一番近い出口からホールの外に出るのが基本となります。サークル参加者は自分のサークルスペースについた段階で、一般参加者は普段から非常口、避難口、避難経路などをよく確認してください。場外の各駐車場およびトラックヤードが避難場所に指定されています。
■避難経路の確保について
以下の場所での荷物の放置、座り込みなど、災害時の避難活動に支障をきたす行為を禁止します。
@防火・消化装置(消火器・消火栓・火災報知器など)の周囲
周囲の床に赤いテープでマーキングしている場所です。
A非常口・出入り口・壁際・階段など非常時の避難経路となる場所
■エスカレーターについて
エスカレーターは構造上、急停止する場合があります。大勢の参加者がエスカレーターに乗っている状態での急停止は、将棋倒しなどの死傷事故になる可能性が高く、非常に危険です。エスカレーターでの事故を防ぐため、以下のことを必ず守ってください。
@重いカート(キャリア)・台車などの使用は禁止
Aエスカレーターに乗っている間は歩かず、必ず立ち止まる
B細かい装飾品や裾の長いスカートなど、落としたり巻き込まれる可能性のあるものは十分に注意する囲み記事 不審物対応について 過去に起こってしまった時限発火装置による嫌がらせ事件をふまえ、同じような事件を二度と起こさせないために、予防の意味合いも込めてコミケットはより厳しい厳戒態勢をとらざるを得なくなっています。サークル参加者や一般参加者の皆様は「コミケットの参加者としての自負」を持って、当日安全に運営できるよう、しっかりと自分のサークルスペースや身の回りなどを守り、周囲に注意を払うようお願いします。
前日搬入時・当日共に、何か変だ、おかしい、と思われる不審な物、あるいは不審な人物やグループを見かけた場合には、すぐにスタッフにお知らせください。
また、コミケット当日、スタッフ(コミックマーケット準備会の腕章と、スタッフ証を付けていますのでご確認ください)に呼び止められ、行き先を尋ねられたり、荷物の点検や、身分証の提示をお願いされる場合があるかも知れません。そのような時はご協力ください。また、全ての参加者は身分証を持参して、いつでも提示できる用意をしておきましょう。
■不審物とその対応
不審物とは、誰にも心当たりのない、中身のはっきりしない包装物(箱、袋、かばん、筒、缶、その他)などを指します。
自分のサークルスペースやグループの荷物などにまぎれて見慣れないものを発見した場合、自分のサークルや周囲のサークルのメンバーなどに確認したうえで、近くのスタッフ(いない場合は準備会スペースか各地の区本部まで)にお知らせください。特に危険物と思われた場合、「触るな!嗅ぐな!動かすな!」(薬品の場合)、「触るな!踏むな!蹴飛ばすな!」(爆発物の場合)が基本です。
確認は、視認を基本に行ってください。しかし、やたらと騒ぎたてるのはパニックにつながります。落ち着いて、速やかに行動してもらいたいと思います。
■一斉点検について
サークル参加者には、一斉点検と呼ばれる以下の点検に協力していただきます。
●まず会場に到着したときに自分のサークルスペースに不振な荷物が置かれていないことを確認し、周囲のサークルにも声をかけます。
●9:45、「開会」を前に、今一度身の回りを整理します。
●12:30頃、周囲の点検、チェックを行います。
●15:45、後片付けに入る前にもう一度チェックします。早く帰ったサークルの忘れ物などないかを含めて調べてください。
それぞれの時間に、場内放送でお知らせします。サークル参加者は一斉点検という形で、一般参加者も自分の周囲を見回すなど、ご協力をお願いします。
以上のように、たびたびチェックを行うため、荷物を置きっぱなしにしたり、荷物を置いたままトイレに行くと、不審物と勘違いされたり、置き引きに盗まれたりするかもしれません。そのような事が無いよう、十分に注意して行動しなければいけません。
■災害発生時について
万が一、災害(火災)が発生した場合、スタッフの避難誘導の指示に従ってください。また、サークル参加者は自分のスペースに到着した時点で、非常口、避難口、避難経路などを確認してください。コミケットの場合、一番近い出口からホールの外に出るというのが基本になります。逃げる時には、身につけられる物、貴重品だけを持って、すみやかに行動してください。あわてず、さわがず、冷静・迅速な行動を常に心がけてください。
交通案内
コミケットに来場するためには、必ず当日の朝、公共の交通機関を利用して来場してください。早朝4:30以前の来場は禁止です。また、自家用車およびバイク、自転車などでの来場は固くお断りします。
■会場までの交通手段
@大崎駅−(りんかい線)−国際展示場駅
A大井町駅−(りんかい線)−国際展示場駅
B新木場駅−(りんかい線)−国際展示場駅
C東京駅八重洲口−豊洲−東京ビッグサイト(都営バス)
D新橋駅−(ゆりかもめ)−国際展示場正門
E日の出桟橋−(水上バス)−有明客船ターミナル便利なカード類Suica・ICOCAりんかい線⇔JR・モノレール利用パスネットカードりんかい線⇔地下鉄⇔私鉄利用
ゆりかもめ利用★ただし一番使いやすいのは、目的地まで切符を買うことです! 買えない時のために、小銭の用意も忘れずに!
■初参加の人のための交通案内
会場に行く場合、東京駅を起点とするならCのバス利用が乗り換えなく行けるため良いでしょう。バスは中央ターミナル(西地区エントランスプラザ1F)発着になります。
又、山手線の駅にアクセスしやすい人は、大崎駅に出て「りんかい線」が便利です。埼京線との相互直通運行車両もあり、池袋駅から直通に乗って30分、大崎駅から13分で国際展示場駅につきます。大井町駅で京浜東北線・根岸線からの乗り換えも容易なので両線を利用している人にも便利です。Suicaカードが役に立ちます。
乗車料金は大崎駅・大井町駅共に片道320円となっています。
(P15の地図をご参照ください)。
地下鉄を利用し、新木場駅での乗り換えを考えている人は、パスネットが使えるので用意すると良いでしょう。
JRから通しで切符を買いたい場合、最近やっと直通で買える券売機が、増えてきていますがターミナル駅でも数台の設置状況なので駅員さんに確認のうえ、購入してください。
■パスネットについて パスネットは、首都圏の主な地下鉄・私鉄で切符を買わずに乗り降りできるカードです。現在JRを除く21社・局の路線で使用可能です。定額制で1,000円、3,000円、5,000円と3種類あります。1枚のカードでJRと東京モノレールを除くほとんどの鉄道で使えます。ただし、利用の際は、一人1枚ずつ持つ必要があります。プリペイドカードとして券売機で使用することもできますが、一部まだ対応していない券売機もありますので注意が必要です。
■Suicaカードについて JRやモノレールに乗り継ぎを行う人には大変便利です。
Suicaカードの特徴は
1)ワンタッチで改札を通過できます。「タッチアンドゴー」
2)乗り越しても改札機で直接精算ができます。そのためには、精算で必要な金額を入金(チャージ)しておく必要があります。同じカードに何度もチャージし、繰り返し使用できます。
ただし、初回購入時には預かり金(デポジット)500円が必要です。最初はデポジットとチャージで計1,500円掛かります。もちろんカードの使用後JR東日本のSuica導入駅で返却すれば残額から払い戻し手数料を差し引いた金額とデポジット料をプラスした金額が返ってきます。精算が楽なのでコミケ期間中だけでも、利用することを検討してみてください。また、関西で使われているICOCAが首都圏でも使用できます。Suicaと同様JR・モノレール・りんかい線で使えます。ただし、首都圏・近畿圏・仙台の各エリアを跨っての利用や、新幹線の利用はできないため、エリアごとに精算を行いましょう。そして、Jスルーカード機能が利用できないカードは相互利用の対象外となります。
各カードの情報は、ホームページをご参照ください。
各交通機関について
●都営バス
料金は200円で前金制です。利用の際は、小銭を用意し、バス共通カードの利用はできるだけ避けてください。
●りんかい線(Suica・ICOCA・パスネット対応)
毎回切符売り場には長い列ができています。
待たずに入るためにもSuica・ICOCA・やパスネット等のカード類や、往復券(連続した2日間有効)、回数券(11枚綴り)の利用をおすすめします。往復券・回数券は全国の旅行代理店の窓口で1ヶ月前から購入できます。
カード類ですが、りんかい線の管内ではどちらも利用できますが、JRに乗り換えるならSuica、地下鉄に乗り換えるならパスネットと路線によって使い分けたほうが便利です。(ICOCAはSuicaと同様の使い方ができます。)
たとえば、りんかい線の駅でパスネットで乗り、JR線区内で下車する場合、自動精算機・自動改札機は利用できません。窓口精算のみとなります。ところが、JRの駅からSuicaで乗車し、国際展示場駅で降りる場合、チャージ料金が十分残っていれば、自動改札機でスムーズに精算できるのです。上手に使って改札での混雑を避けましょう。
ただしJRが発行しているイオカードでJRの駅から乗車し、りんかい線国際展示場でおりる場合、自動精算機・自動改札機は利用できません。窓口精算のみと、なります。自動改札でスムーズに乗り降りできるのはSuica・ICOCAのみです。ご注意ください。また、国際展示場駅から入場待機列まで10〜30分ぐらい歩く場合があります。
●ゆりかもめ(パスネット対応)
乗車定員が非常に少ないため、コミケット当日は乗車制限とそれにともなう混雑が予想されます。
西地区に行きたい人は国際展示場正門駅で、東地区へ行きたい人は有明駅で下車してください。
●水上バス
始発が動くのは9:30ごろです。又、悪天候の場合、運行されない可能性がありますので、注意してください。
●閉会後について
閉会時間前後の東京ビッグサイト前交差点は、帰路へつくひとが一度に集中するため、歩道から道路へ人があふれかねない、大変危険な状況となっています。
事故を未然に防ぐためにも、できるだけ階段やエスカレーターを利用するなどして、なるべく交差点を経由せずに各交通機関へ向かってください。どうしても交差点を利用する場合は、スタッフ・警備員の指示に必ず従ってください。
会場から発車する都営バスは、全て西地区1階中央バスターミナルからとなります。
●タクシー利用自粛のお願い
コミケット開催日の会場周辺道路では、毎回深刻な交通渋滞が発生しています。その主な原因が参加者のタクシーでの来場です。会場周辺道路の渋滞はバスの運行や会場内への搬入の妨げになりますので、タクシーでの来場は自粛してください。
やむを得ず、タクシーを利用する際には、必ず会場周辺のスタッフ、警備員の指示に従ってタクシー降車場まで行くように運転手に伝えてください。タクシー降車場の位置は、『P7:入場待機場案内』を参照してください。
パスネット協議会公式ホームページ
http://www.railfan.ne.jp/passnet/
ゆりかもめ公式ホームページ
http://www.yurikamome.co.jp/
りんかい線(TWR)公式ホームページ
http://www.twr.co.jp/
Suica公式ホームページ
http://www.jreast.co.jp/suica/
ICOCA公式ホームページ
http://www.jr-odekake.net/guide/icoca
救護室について
コミックマーケットでは、気分が悪くなったり、怪我をした人のために救護室を設けてあるます。ここにはボランティアの医師・看護士が常駐していますが、学校の保健室程度の簡単な対処しかできません。救急絆創膏や生理用品などは会場のコンビニなどで販売されていますので、ちょっとした擦り傷などはなるべく自分で処置してください。
●救護室の開設場所、開設時間
1日間の朝より最終日の夕方まで東4ホール及び、西地区会議棟1F(同人誌委託コーナー横)に設置されます。(P16地図参照)開設時間は7:30より、18:00までです。ただし、最終日は撤収のため16:00で終了します。また、イーストプロムナード、西地区4階屋上展示場(コスプレ広場)にも臨時救護テントが開設されます。
●救護室の業務について
救護室では医師・看護士により、ケガの応急手当、具合が悪くなった人へ風邪薬や痛み止め・胃腸薬など市販の薬の提供を行っています。寝具はありませんが、しばらく横になって休んでいただくこともできます。しかし、医療施設ではないため、重症の方には近隣の病院で受診していただいております。また、横になるスペースも提供する薬剤も参加費から支出された貴重で限られたものです。体調をととのえ、天候への十分な備えをして、これらが本当に必要な方に提供できるようご協力お願いします。
●持病のある方へ
コミケットの苛酷な環境は、持病のある人にとって危険な場合があります。過去に持病のあるひとが会場で非常に具合が悪くなり対処に困ったこともありますので、持病のある人・薬を飲んでいる人はコミケットの参加についても前もって主治医に相談しておいてください。また、内服する必要のある薬は必ず持ってきてください。使っている薬の名前、使用量のメモを持っていると役に立ちます。万一のため保険証のコピーも忘れずに持ってきましょう。
●相談を受けた主治医のみなさんへ
コミックマーケットとは臨海副都心の東京ビッグサイトで行われる同人誌即売会です。1日あたり10万人以上という想像を超える人数が集まり、お祭りのような熱気に包まれます。入場のために屋外で何時間も行列したり、すさまじい人ごみの中をこの日しか入手できない本を買うために興奮状態で走り回る人もいます。
こういう状況はある種の持病を抱えた患者さんにとって危険な状態をもたらすことが予想されます。会場の救護室には医師、看護士が常駐していますが、医療設備や薬は無いため、横になって休んでもらうくらいの対処しかできません。
もし、先生が患者からコミックマーケット参加について相談をお受けになった場合は、お手数ですがよろしくご指導のほどをお願いします。その際には、彼らにとって本当に楽しみにしているイベントであることを配慮していただけるとありがたいです。もちろん、参加した場合大変危険であると判断された場合は患者を止めてください。以前に「コントロール不良の患者さんがどうしても参加希望とのことで看護士を付き添っていくのでよろしく」などということもありましたが、当日の状況では、とてもそういう対処は不可能ですのでよろしくお願いします。
自己管理について
■コミケットを楽しむために
コミケットを楽しむために一番必要なのは、お金でも時間でもなく、体力です。
無理を重ねて倒れたら、コミケットを楽しめなくなるばかりか、他の人への迷惑にもなります。参加者として以下のルールをよく守ってください。
●睡眠を十分とってから参加する ●朝食をしっかり食べる
コミケットで救護室に運ばれる人の大半が睡眠や食事を取らなかった人です。
●夏の暑さ対策は充分に!
一般入場の待機場所は、炎天下の舗装道路です。朝から並ぶ場合3時間はそこにいることになります。晴れた場合、肌の露出の少ない着衣を心がけ帽子等を忘れずに。タンクトップは避けたほうがよいでしょう。また、水分はこまめにとってください。急な雨に備えタオルやポケットコートを用意するとよいでしょう。体力に自信の無い人は、できるだけお昼頃に来るようにしましょう。
●できるだけ動きやすい服装で
お洒落したい気持ちは分かりますが、できるだけ疲れない服装でいることが大事です。また会場はとても広いため、履きなれない靴だとすぐに靴ずれをおこします。
●持ち物に気を使う
以下は最低限持ってくるものです。
□カタログ…(重ければ配置図と諸注意部分だけでも)
□お金…… (できるだけ千円札で)
□財布…… (取り出しやすいものを)
□予備の財布… (帰り切符などを別に)
□保険所のコピー… (もしもの時に)
□身分証明書… (最低限、氏名・連絡先のメモ)
□救急薬… (頭痛薬、絆創膏、生理用品)
□ゴミ袋…… (ポイ捨てはしない)
■未成年の参加者へ
保護者に不安を感じさせないよう、最低限次の事柄を守ってください。
1、絶対に徹夜行為はしない
2、深夜・早朝は出歩かない
3、酒・タバコには手を出さない
4、1日1回は保護者に連絡を取る
5、帰宅時間など、当日の行動を伝えておく
■子供連れの参加者へ
コミケットは小さな子供にとって非常に苛酷な環境です。そこを押して、コミケットへ子供連れで参加するのですから、保護者は連れてきた子供の都合を最優先で考えるべきです。常にそばにいて、子供の体調や周囲に迷惑になっていないかなどに注意を払ってください。子供の具合が悪くなった場合、救護室には子供用の救急薬は用意しておりませんしお盆を会期としているため、子供を診察してくれる病院は会場近くにはまったくありません。また、子供には必ず迷子札を着用させてください。住所・氏名・緊急連絡先(携帯電話など)・保護者氏名・サークル参加者であればサークル名と配置場所を記入します。万一はぐれた場合は、各地区本部まで来てください。
落し物について
■落したり、拾ったりしたら
拾った場合も、落した場合も、最寄の落し物窓口へ、なるべく早めにお越しください。落し物は各地区ごとに管理するので、『いつ、どこで、何を』落したり拾ったりしたのか、はっきりさせてください。
よくある落し物の問い合わせに、以下のような物があります。
●財布(買い物中に落してしまって…)
財布を落して困るのは、帰れなくなってしまう事です。帰りの交通費や切符・定期などは本を買うためのお金と別にしておきましょう。また、荷物を置いたままの移動は紛失・盗難の原因になります。自分の荷物は手から離さないようにし、名前を書くなど工夫をしてください。
●タオル、ハンカチなど
届けられる前にゴミとして捨てられることが多いので、鞄の中にしまっておくようにしましょう。又、使い捨てカメラは、同種のものが多数届けられるため、どれが自分の物か分からなくなります。名前を書くなど工夫してください。
■日付・時間別受付対応
●設営日 取扱時間11:00〜17:00
東2ホール地区本部で、落し物取扱の窓口を設けます。落した人も,拾った人も,窓口までお越しください。
●開催中
1・2日目 取扱時間10:00〜16:00
3日目 取扱時間10:00〜15:00
開催中に届けられた落し物は、各地区ごとに保管します。拾った方は、拾った地区のインフォメーションまで、落した人は各地区の落し物窓口、又は西地区4階の落し物取扱窓口までお越しください。各地区の落し物窓口の場所は『P16:場内案内図』を参照してください。
●閉会後の一斉返却
1・2日目 取扱時間17:00〜18:00
3日目 取扱時間16:00〜17:00
各ホールの落し物を集めて臨時の一括窓口を設けます。落し物をした人は、東5ホールの落し物取扱窓口まで、お早めにお越しください。最終日は、準備会に届けられた全ての落し物が集まります。
●コミケット終了後のお問い合わせ
当日落し物が見つからなかった方、また帰宅後に紛失に気付かれた方の為の返却作業を、コミケット終了後に行っています。9/12消印有効で『P27:問い合わせ一覧A』までお問い合わせください。なお、締切を過ぎて届いた問い合わせには、対応しかねます。持ち主の見つからなかった落し物については、鞄結档rッグサイトに引き渡します。
宅配便について
●梱包は自分のスペースで作ってから申し込みに行くようお願いします。
●送り状は各地区のインフォメーションにも用意してあります。事前に受け取っておくと便利です。
●送り状は丁寧に書き、はがれないように。
あらかじめ送り先を記入した伝票を用意しておきましょう。伝票はガムテープなどの上に貼るとはがれるので、気をつけてください。また、過去の送り状は必ず全てはがしてから貼るようにしてください。
●梱包はしっかりと。
なるべく隙間を作らないように梱包し、底が抜けないようにしっかりと補強してください。
●現金・貴重品類は送らない。
現金を宅配便で送ることはできません。また、帰りの切符などを間違えて送らないように気をつけましょう。
●天候などにより受付場所が変更になる場合は、館内放送でお知らせします。
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